WindowsOSでフロッピーディスクドライブを使用する場合の注意点です。
以下の警告は、MSXPLAYer 固有の問題ではなく、ドライブを使用する全てのアプリケーションに当てはまる問題となります。
ユーザー様の、大切なディスクを守るためご一読ください。

WindowsOSの仕様として、フロッピーディスクをドライブに挿入した時
ブートセクタがOSの認識できなかった形式の場合(Windowsでフォーマットしてないディスクの場合)、ディスクの修復を求めるダイアログが出ます。

ここで修復を選択してしまうと、ブートセクタがOSが認識できる物に書き換えられ、
ディスクの内容を破壊してしまいます

また、修復をしないを選択した場合でも、MSX標準のFAT12システムでフォーマットされたディスクの場合、
エクスプローラを開いてしまうと、強制的に『System Volume Information』フォルダが作成されます。

これらは、WindowsOSに古くから存在する問題で、未だ解決されていません。

MSX標準のFAT12システム以外のソフト(多くの市販ソフト)を使う場合は、
必ずライトプロテクトを掛けて(ディスク左下のノッチを空けて)、ご使用ください。

上記OSの仕様によりライトプロテクトが必須な事から、
本エミュレータで標準のFAT12システム以外のソフトを使う場合、ディスクへの書き込みは出来ません。

接続するドライブやディスクに関しても、それぞれ単体で十分にテストやクリーニングを行い、出来るだけバックアップを取ってからご使用ください。
ドライブについても、製造終了から10数年経っており、現在、一般に流通している商品は、ほぼ全て中古品です。
仮に新品であったとしても、自然経年劣化は否めません。
不要なディスクでWindows OS からの読み書きが完全に出来る事を確認の上ご使用ください。